風景の場

風景の場

家は普通南向きに建てられるから、住んで見て北側の風景がどうも気になっていた。その北側に向けて、風景が家の中から正確な色で見られるように建て直す(2006)。 3.11からは撮ることは無くなってしまう中で、以前から動画を撮っていた弘法山の南斜面地を「風景の場」として撮り始める、デジカメ内部で画像を二重に上下逆にその場で合わせるもので、想定外の風景が造られた定点連続作品。そのデジタルプリントに透明ジェルを何重にも重ねてヒトガタを描いては、そこに光を翳して見る風景、写真なのか分からない独特なアナログ質感に仕上がる。