2002年から現地にて、ラートマチェンドラ祭だけ毎年見学に通う。他のことは一切知らずに、それが逆に現地現代作家らに面白がられる。傑作は壁に頭をつける人々の映像で、祈ると言うことが生まれて初めて悟れた。そしてラートマチェンドラ祭の山車、生木を一本突っ立てた山車は決定的だった。いつ、どこで動くのかビクラム暦の星占いで決まるので現地にいないと分からない。とにかくどこでも雀が元気一杯・・、ネズミは神様、黒猫はネズミを食べるから嫌われている。どうも私には、いい加減なところが目に付いたけれど、それが素晴らしいと学べるネパール。どうして生贄が必要なのか。独特な文化の多様性には目を見張ります。外の現実の世界が「いい加減」でチグハグだったり。彼らに言わせれば、貧乏は昔からの事で「この公害はどうにかして欲しい」、たしかにその通りです。2006年に王国は革命で転覆、連邦民主共和国になる狭間の危うい時期に、大丈夫大丈夫と言われ、日本ネパール国交樹立記念イベント事業の手伝いをする、ネパールアカデミーとシルジャナに感謝します。