1974年10月に四谷上智大学講堂で第一回コンサートに始まり、プラクティカル ミュージック、エロスミュージック、構造-法シリーズなど、70年代後半までマイナーな一部の人々達の中では知る人ぞ知る3人。GAPはGAP WORKSへ、そして即興は大きく展開して各自の活動へ、40年過ぎて最初のメンバー佐野清彦、曽我傑、多田正美で即興合わせをやって見たら、全くGAPはGAPになっていて変わっていなかった。奇跡的なのか当たり前なのか。相変わらずの不完全な現実のチグハグさ。曽我氏曰く〈一人でもGAPをやっている・〉やはり過去は未来からやって来るのか。即興の可能性、GAPとは何であったのか、どうして3人なのか。これらを全て公開で聴かせたい。どのカテゴリーにも入らず、即興して造り上げるその絶妙さ/構造は誰にも今も解けないまま。