小学生の頃 休み時間です


鉄棒の上に両足で乗って


バランスの遊び


なぜか私は落ちなかった

体と微妙に動いているのと止まっている狭間に


そこが原点で始まったのかも

その古い木造の校舎の二階へ上がる階段で


声を発すと


木霊して 後ろから返ってくる


遊ぶ それが面白かった


分からないとかよりそれが楽しい

それに重ねて音出す


材木屋のおがくずに落ちては気持ち良かったこと